伝説の終わり『ローガン』
こんにちは!はちみつです
今年ももう終わってしまいますね
月曜日もあと2回しかないなんて嘘のようです
ついこないだ今年が始まったと思えばもう年末...ひぇぇ
ということで今回は今年僕が一番注目していたX-MENシリーズ最終章である『ローガン』を紹介します
これはNetflixでは見れない作品ですが、個人的に大好きな作品なので紹介させてください
~あらすじ~
2029年、新たなミュータントは生まれていないため世界からミュータントの数は減少している。ウルヴァリンことローガンは運転手として働いており、メキシコ国境にある廃工場でアルツハイマー病を患ってしまったチャールズ・エグゼビア (プロフェッサー) を介護しながらミュータントのキャリバンと共に生活している。
チャールズはミュータントと交信したと彼らに説明するが、2人は信用しなかった。
とある日、ローガンのことを知っているピアースという男が現れ人探しの協力を促す。そこから数日後、元看護士を名乗る女性からローラという少女を「エデン」と呼ばれる土地まで連れていってほしいと頼まれる。
ローラを住処へ連れていくとピアースに後をつけられており襲撃される。ローガンはローラとチャールズと共にその場から逃げだしエデンを目指す。
以前までのX-MENシリーズと異なり、かなりバイオレンスなシーンが多いため苦手な人は苦手かも...
グロテスクだとは聞いていたので鑑賞し始めた時には「どんな感じかなぁ」と思っていたら、最初からぶっ飛ばしておりビックリして「うへへ」ってなりました
グロかったです
舞台はアメリカ、すでに老いが進行してきているローガンは能力の「異常な回復能力」が衰えており傷が癒えるのに時間がかかる身体になってしまっています
以前のX-MENシリーズのような派手な敵が出てきて味方達と共に倒すストーリーとは異なり愁いを帯びた内容になっているのでダークな雰囲気を醸し出しています
そして作品の遊び心としてところどころに過去作のアイテムが出てきたりしてX-MENファンならムフフってなります
ストーリー全般を通してずっと登場するキャラクターは多くないですが、ローラ役のダフネ・キーンさんの演技力も勢いのあるもので良かったと思います
中盤の物語の転換ポイントでかなりしんどいシナリオが待っており「もうやめてよぉ...」と泣いてしまいました
僕の幼い頃からのヒーローであるローガンが弱々しくなっていて傷だらけのローガンが自身の身体に鞭打って戦う姿は心に来るものがありました
終盤には薬品の投与により一時的に以前の姿を取り戻したローガンが敵を無双するシーンがあるんですけど、映画全体の静的な印象がこのシーン等の動的な印象のおかげでバランス良く仕上がっています
ローガンからローラへの世代交代の物語の側面も終盤から顕著になってきます
最初ローラは心を開かないでいたのに物語が進むにつれローガン達に心を開き、人間的に成長する姿は心強いものがあります
収益のことを考えて手札として持っておくこともできただろうに、ヒュージャックマンさんの考えもあったのかもしれないですが、一つのコンテンツを終わらせる。ということはかなり勇気の要ることだと思います
しかし、このような最期が描かれて、それを実際に自分の目で見ることができてとても幸せでした
もしローラが主人公の続編が作られローガンのミームが継いでいかれるならば僕は嬉しいです
これがよかったあれが面白かっただけではなくて残念な点の説明もできるようになりたいですね
来年の課題にしようかな
それでは