私はちみつがNetflixで観た映画を中心に

独断と偏見でレビューしていきます

『アナイアレイション ー全滅領域ー』ネタバレと考察の温床

こんにちは!はちみつです

 

この前、Netflixのジャンル別に分けられた映画郡からなんかいいの無いかなと探していた時に、なぜかクソ映画やB級映画ばかり並んだジャンルがあるなと不審に思って、よく見たら僕のマイリストでした

 

という訳で今回紹介するのは『アナイアレイション ー全滅領域ー』です

f:id:hatimituperon:20190121200753j:plain

 

B級映画感はぬぐえず、話の中で重要になる異形の動物がそこまでたくさん出てくるわけではないので少し物足りない感はありますが、割と絶妙なバランスで話がダレず詰め込みすぎず見やすい方ではあると思います

 

  • あらすじ

 主人公のレナは退役後生物学の教授として大学で講義をしている。1年前に極秘任務に向かい行方不明になった夫のケインをずっと探していたが、突然姿を現す。

 しかしどこか様子のおかしなケインは突然体調を崩し病院に搬送されたが、途中で軍隊に襲われどこかの研究施設に連行されてしまう。

 隕石が落下してた一に発生したシマ―と呼ばれる不可解な領域が日に日に拡大している。その施設ではシマ―の調査が行われており、ケインはその領域からの唯一の帰還者だという。

 心理学者のヴェントレス、物理学者のジョージ、人類学者のシェパード、救急医療退院のアーニャの4人と共にシマ―の中へ探検しシマ―の発生源である灯台の調査することになった。シマ―の中では「シマ―へ入った直後から数日間の記憶がなくなる」「一つの茎から様々な種類の花が咲いている」などの不可解な現象が起こっていた。

 領域拡大前に使用していた施設を発見した一行はそこで夜を明かすことにしたが、そこには過去の調査隊の遺したメモリーカードがあり、それを再生してみると...

 

  • どんな映画?

 この映画はレナが帰還して施設の職員から質問を受けるかたちで進行する映画となっています。「(シマ―内にいたのは)何日か...何週間か分からない」などと容量を得ない返答しかできないが、それでも職員が質問攻めにするので「おいおい...気が動転してるんだから休ませてやれよ...」と思いながら見ていました。

 

 シマ―の影響で光がプリズムに通したように虹色になるため画面全体が色鮮やかに彩られているので美しいな~と思いながら眺めるのも一興かもしれません。けどカビみたいなのが沢山映るので少しグロイな~とも思います。

 

 この”プリズム”という考え方が秀逸で、光だけでなく電波も散乱することで通信ができなくなったり、物語の重要な概念である「動物や植物のDNAまでもが散乱し浸透する」という現象がシマ―内で起こっており、普通では考えられないような様々な進化が起きていてワニの牙がサメなどと似たように同心円状に並んでいたり、ヒトのDNAを取り込んだ植物が人のような形状で生えていたり、更にはヒトのDNAを含んだクマが人の声のような鳴き声をしていたり...

 

 こういった映画にありがちな仲間同士の疑心暗鬼になって争い合うベタな展開や超常現象が起こる系の映画はラストがなんとも不完全燃焼になりがちなところを考察の余地(と言えば聞こえはいいかな?)として残しつつまとめてるところが非常にグッド

 

 そしてシマ―の発生源である灯台に到達したレナが見たものとは...

 

  • 感想

 この映画は全体を通して考察のし甲斐がありそうな内容でした。

 

 終盤に灯台で見つけたビデオに映った偽物のケインや灯台で出会った名前もないアイツとか、最終的にはレナが取り調べ後に偽ケインと抱き合った時に目の虹彩がプリズムに光を当てたように輝いていたことについての説明が一切ないため見ている側に答えをゆだねる形になっています。この点は原作の小説を読めば解決するのでしょうか?気になります。

 

 僕の考えとしては、最後にレナはシマ―の影響で宇宙人の影響を受け不老不死になった(と思われる)ためにシマ―の消滅後に偽ケインと抱き合った際に虹彩がプリズムになったのかなと思います。その影響で宇宙人サイドの人間になったからなのか、シマ―の件が大事にならないように研究員からの質問に要領を得ないちぐはぐな回答をしたり、宇宙人の侵攻に意味はないなどと言って精神異常者として片づけられるように仕向けたように感じました。

 

 更に偽ケインの存在に関して、最初に水を飲んだ際にシマ―に存在しない純粋な水を飲んだことで身体が拒絶反応を示したためにけいれんし危篤状態になったのかなと考えました。さらにシマ―が消滅した際のバックアップとして人間に紛れ込んでいてこの映画の後の時間軸でケインとシマ―によって浄化されたレナによる地球の再創造が始まるのかなと思いました。

 

 途中に訪れた基地で壁と同化している調査員の左腕に掘られた八の字の蛇(ウロボロス?)のタトゥーと同じものがレナの左腕にも彫られているのも何かしらの意味がありそうですね。ウロボロスを不老不死のモチーフとして考えるのならば、シマ―探索前にはレナの腕に(見た感じ)無いタトゥーがシマ―で過ごすうちに調査員のDNAの影響(DNAでタトゥーが写るとは思わないけど...)で出現したことでレナが不老不死になったことを暗示しているのかな?

 

 昼間の色鮮やかな画面と夜になった途端、大自然の驚異に晒され人間という生き物の脆弱さが現れてしまう暗闇が対照的に見えてドキドキしながら画面に食いついて見てしまいました。

 

  • 総評

『アナイアレイション ー全滅領域ー』の評価は…

ストーリー性  ★★★☆☆
   見やすさ      ★★★☆☆
     満足度        ★★★★☆
     考察度        ★★★★★
 

  ケインって聞くと旧約聖書カインとアベルを想像するよね。なにか意味があるのかな?キリスト教の観点からひも解くとなにか新しい発見があるのかも

 

それでは

『シャークネード ラスト・チェーンソー』忘れたころに更新する男


サメが時空を超える!『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』予告編

 

こんにちは!はちみつです

 

何か月ぶりの更新かわからないところで気が向いたのでブログを再開します

最近は映画を見る機会が減ってきているのですが、だからこそ本当に面白そうだな、面白いなと思った映画を鑑賞してレビューすることができるかなと言うことです。という言い訳でした

 

ということで今回紹介するのは超人気サメ映画の最新作『シャークネード ラスト・チェーンソー』です

 

  •  どんな映画?

本当に面白いなと感じた映画をレビューすると言った矢先にこんなB級映画かよって思った方もいらっしゃるかもしれません。

でも何も見ずに判断するのは早計というものです。せめて1作目を見てから判断してください

 

特に今作は6作目でシャークネードシリーズの最終作として銘打った作品なのでスケールは過去作を凌駕するものとなっています

 

これまでの作品では, ニューヨークを滅茶苦茶にする。ユニバーサルスタジオ・フロリダで大暴れ。などなど好き勝手したかと思えば, 4作目で『4th is aweaken』という題名でスターウォーズパクリリスペクトしつつ宇宙に行ったり...毎回マンネリしてきたなと思っていると予想の斜め上をいくような設定で楽しませてくれました

 

今回は何をやらかすのかというと, 5作目の終盤で, 世界が滅ぶほどのシャークネード(意味が分からないと思うけどそういうこと)が発生し, 妻や息子を含む仲間を全員失った主人公のフィン, しかし未来から来たフィンの息子が世界を救うために過去へ飛ぶのですが, その過去へ飛んだところから物語は始まります

 

「前作で世界中を飛び回ってシャークネードを止めようとしたのに今作は何をするんだ!」と思っていたら, 過去や未来に飛び回ってシャークネードを止めようとするとかいうもうなんでもありなんだなって再確認させられるような設定でした

 

 

  • 個人的な感想

感想を述べるとすると, シャークネードシリーズの最終作として見るとこれまで出てきたキャラクターがたくさん出てきたり, シャークネード自体はあまり出てこなかったり, ゲームで言うラスボス倒した後の特別ストーリーのようなお祭り作品な印象が強かったです

 

なので, 初めてシャークネードを見る人からすると, なんの話をしているのか1mmも理解できないのでそこは注意した方がいいかなと思います

 

しかしこれまでのシャークネードを見てきた人からすると, 懐かしいキャラやちょっとした小ネタがたくさん盛り込まれているので見ていて飽きない作品だと思います

さらに日本限定で(!)4DX上映されているので映画の進行に合わせて見ている側も水しぶきを受けたり席が揺れたりと迫力満点で見れるのでこの機会にぜひ!(今も上映しているのかはよく分かりませんけども)

 

ラストの展開はなんかよく分からないな~と思っているうちになんか分からないけど感動的な雰囲気を醸しているなんとも不思議な作品です。ですがこれまでのシャークネードを見てきた方にはぜひ見ていただきたい!

 

  • 総評

『シャークネード ラスト・チェーンソー』の評価は…

ストーリー性  ★☆☆☆☆
   見やすさ      ★★☆☆☆
     満足度        ★★★★☆
クライマックス度  ★★★★★
 
 
やはり最後の作品だからか, これまでの作品で出来なかったこと, やりたかったことをまとめてやってみた感が強くて見づらいところもあったので総評的には点数は低めになりました
 
しかしシャークネードを愛する者からすれば集大成の作品ということで個人的な趣向が働いてしまうのもしょうがないですよね
 
久しぶりの投稿がこんな見る人を選ぶ映画を紹介してもいいんだろうかって思ったけど, 「自分の好きな映画を紹介したい」っていう想いで投稿しました
 
これからも気の向くままに投稿したりしなかったりします
 
それでは
 

もしかしたらの話 〜移民〜

こんにちは!はちみつです

とっっっっっっってもお久しぶりです

 

今回は現在考えてるけどどうするかな〜実行するかな〜ってことを自分の気持ちをまとめる意味も込めて書いていこうと思います

 

 

それはですね、Netflixからhuluに乗り換えようかなっていうだけの話なんですけどね←

 

乗り換える理由として、Netflixはドラマやオリジナル作品が豊富なところが強みだと思っていて、僕が契約した当初はhuluよりも僕の見たい映画の量が圧倒的に多かったことからNetflixを契約しました

 

しかし最近チラッとhuluのラインナップを覗いてみたら見たい映画 (実際は期間の限られている映画だと思います) も増えておりこちらでもいいのかな〜とあまりドラマを見る習慣のない僕は思いました

 

hulu自体は〇〇新作放映キャンペーン的な感じで過去作を期間限定で配信する。みたいなイメージが強いので見たい映画を見たい時に見れないこともあるのがネックかな?とも思いますが、それはNetflixだって同じこと…期間が過ぎれば見れなくなりますもんね

 

なのでもしNetflixからhuluに乗り換えた場合、ブログの名前も「Netflix旅行記」から「hulu放浪記」みたいなのに変えるつもりでいます

 

更新数も視聴回数もまだまだなブログで名前やらなんやらを変えるともしかするとゼロからのスタートに近いかたちになるかもしれません

しかし、「どうせ今の更新頻度だったら思い切ってもいいんじゃね?」という気持ちを信じてhuluに乗り換えるかもしれません

 

その時はまた時間の空いた時にでも暇つぶしがてら見に来て頂けると幸いです

 

それでは!

世界を救え!『キング・オブ・エジプト』

こんにちは!はちみつです

 

とても久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。

年度が終わろうとしているこのタイミングでようやく映画を観る気力が回復してきたので、以前から観たいなと思っていた『キングオブエジプト』を紹介しようと思います

 

今回はレビューの勘が戻ってないのでどちらかというと登場人物の紹介がメインになっています。あらかじめご了承ください。

 

 ~あらすじ~

神と人間が共存し、「生命の神」オシリス王の統治により繁栄を誇っていた古代エジプト。しかし、弟セトオシリス謀殺により王座は奪われ、人々は暴虐なセトに苦しめられていた。

オシリスの子で、王座と両目を奪われたホルスは、コソ泥の青年ベックと手を組み、エジプトの王に君臨するための鍵を握る重要なアイテム「神の眼」を盗み出すべく、困難極まりない冒険の旅に出る。

(引用/wikipedia /キング・オブ・エジプト

キング・オブ・エジプト - Wikipedia

)

 

 

今作はエジプト神を知らないとピンとこないと思うので、とりあえず主要な神様の紹介

  • ホルス

主人公。天空の神として崇められている。ハヤブサの姿に変身して戦うこともある。

神話上ではハトホルという女神を妻に持つ。ホルスがセトと対立するのは有名な話。セトにより両目を奪われる。この目は左右で月と太陽を象徴するらしい。

この物語の主人公であるホルスの父親。太陽神ラーの息子であり、今作の敵であるセトと兄弟関係にある。

エジプト全土を統治する王として君臨していたが、息子のホルスに王位を継承させようとするがセトにより殺害されてしまう。

死後は妻のイシスとアヌビスによって復活させられたため冥界で死者を裁く役割を担うことになるがそれはまた別の話…

  • セト

ホルスの敵として君臨する。オシリスの弟。オシリスはエジプト全土の栄えた部分を統治していたのに対して、セトは砂漠を治めていた。エジプトジャッカルというオオカミのような獣に姿を変える。ネフティスを妻に持つらしい。

  • ハトホル

ホルスの妻。神話内では治療の神とされている。死者を冥府へ導くこともあるらしい。この映画では死者を司っていた描写があるのもこのためっぽい。

  • トト

知恵の神的な奴。様々な記録を管理し、世界が生まれた時を見たことがあるらしい。

神話上ではアヌビスと共に死者を管理することもあったそうな。映画内ではレタスを興味深そうに調べているが、レタスはセトの好物とされており、古代エジプトでは催淫薬として使われていたらしい。

  • ラー

太陽神。エジプト神話の中では一番偉い存在。太陽を司るのっぽい。今作では、宇宙船で太陽を操作し、夜と共に現れ現世を滅ぼそうとするアポピスと闘う。ちなみにエジプトの王として降臨するいわゆる"ファラオ"はラーの息子ととらえられていた。

 

トトらへんから雑になってしまったのはすまないと思っていませすん

~~~~~~~~~~~~~~

!この映画の見どころまとめ!

・壮大な世界観

・見事なCGシーン

 

 

~・壮大な世界観~

やはりエジプト神話を基にしているのもあって話のスケールがとても壮大です

もしかしたら聞いたことのある神の名前もあるかもしれません

ザックリとしたエジプト神話の知識がないと「こいつ誰?」って気持ちになるかもしれません

 エジプト神話を現代人が再構築しバトル映画にしたのがこの映画です

この映画を観れば「セトがオシリスを倒してホルスが復讐したんだなぁ」位の知識を得ることができるでしょう

だがしかし!神々の戦いだと思って観ると少しテイストの違いに驚くはず!

身体に金属のスーツのようなものを纏って戦う姿はトランスフォーマーやアイアンマンを彷彿とさせるでしょう

 

~・見事なCGシーン~

神々は自身を動物の姿に変えて戦います

この変身後の姿がとてもかっこいい!戦いのシーンだけ見てもエジプト神話の映画だとは気づかないかもしれませんね

更には、エジプトの広大な都市や壮大な建造物もCGにより表現されています

全編ほとんどCGで構成されているので常に幻想的な、非現実的な世界が広がっています

 

 

変身後の神の姿や建造物などのオブジェ、アポピスや死後の世界などのゲテモノの姿など、男なら目を輝かせてみることができると思います

 

全体のテンポロスを防ぐためかもしれないですけど、キャラクターの初登場時に名前を表示してくれればもう少し見やすかったかなぁという印象

 

エジプト神話が分からないと微妙かもしれませんが、セト自体は分かりやすいTHE 悪役なので「バトルシーンのCGがすげぇ勧善懲悪の映画」として爽快に観ることができる…かも?

 

終盤は特にトランスフォーマーなどと同じ匂いがするようなバトルシーンの連発で脳みそが止まっていても見れます(誉め言葉)

 

 

ものすごく久しぶりの投稿なので内容がいつもの数千倍スッカスカですがこれからもよろしくお願いします!

 

それでは

生存報告とこれから

お久しぶりです!はちみつです

 

現在、生活の環境が不安定でありましてなかなか映画を観る機会も気力もない状態にあります

 

なので更新頻度がとてつもなく遅いこのブログを見てくださる方もこのブログの存在を忘れてしまっているかもしれません

 

ですが、少しずつ落ち着いて来ればまた更新を再開しようと思っていますのでどうかふとした時に遊びに来てもらえれば幸いです

 

今年はNetflix以外にも映画館で観た映画に関してもレビューして行きたいなと考えているのでよろしくお願いします(´・ω・`)

 

それでは!

最強の殺し屋復活!『ジョン・ウィック』

こんにちは!はちみつです

 

今回は『ジョン・ウィック』を紹介しようと思います

 

~あらすじ~

 

かつて裏社会にその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、5年前に最愛の女性ヘレンと出会い足を洗う。平穏な結婚生活を送るジョンであったがヘレンが病で亡くなり、生きる希望を失う。だが、ヘレンは残される夫を心配して仔犬を手配しており、その存在がジョンの新たな希望となりつつあった。その矢先、ジョンの愛車フォード・マスタング・BOSS429を狙った強盗に家を襲われ、車を奪われただけではなく仔犬も殺されてしまう。大事なものを再度失ったジョンは、復讐のため、裏社会へ戻ることを決意する。

強盗の正体は、大きな勢力を築くロシアンマフィアのヴィゴ・タラソフの息子・ヨセフであった。実はジョンは過去にヴィゴに雇われていた殺し屋であり、ヴィゴの現在の勢力もジョンの働きによるものだった。ジョンの実力を熟知するヴィゴは、すぐに彼との交渉と説得を試みるが失敗し、仕方なく手下達にジョンの家を襲撃させる。だが、ヴィゴの予想通り、ジョンは全員を返り討ちにしてしまう。そこでヴィゴは、懸賞金200万ドルでジョンの暗殺を殺し屋達に公示し、ジョンの親友であり、ヴィゴと旧知の仲でもあるマーカスにも声をかける。

情報収集のため、ジョンは、殺し屋達が利用し、掟によって守られている「コンチネンタル・ホテル」を訪れる。ホテルのオーナーであり、裏社会の情報に精通するウィンストンから、ヨセフの居場所を聞き出したジョンは、彼のいるナイトクラブを単身で襲撃する。ジョンは、クラブの護衛達を次々に殺害していくが、標的のヨセフには間一髪で逃げられ、脇腹に重傷を負う。ホテルに戻ってきたジョンは、旧知の女暗殺者でもあるミズ・パーキンズにホテルの掟を破って命を狙われるが、暗殺すると見せかけたマーカスの狙撃によって間一髪で助かり、逆に彼女を拘束する。彼女からヴィゴの隠し資産の場所を聞き出したジョンは、隣室にいた顔馴染みのハリーに彼女の身柄を預け、現場に向かう(だが、彼女は間もなくハリーを殺害し、脱出する)。

 (引用/ wikipedia ジョン・ウィック)

 

 

この映画の主演俳優は『マトリックス』でおなじみキアヌ・リーヴスさん

渋いおじさんという感じでかっこいいですよね

 

この映画はめちゃくちゃ強い殺し屋がマフィアと抗争を行う映画となっております

 

序盤では、殺し屋を引退したジョンウィックは妻の遺した愛犬と共に生活していますが、ある日チンピラが強盗に押し入り、自身をボコボコに痛めつけた挙句、犬を殺し車を奪って行きます

 

胸が痛くなる物語、「なんかしんどくなってきた」と僕の心も悲鳴を上げ始めます

 

 

しかし普通の男とジョンウィックは大きく異なる部分があります

それは彼が伝説の殺し屋だということ

実は強盗に来たチンピラの親はマフィアなのだ(親の権威を使って好き勝手やってるみたい)がそのマフィア自体がのし上がるために周りのマフィアを潰すべく雇っていた殺し屋こそがジョンウィックであったのだ

 

しんどかった僕の心は爽快なほどに強いジョンウィックを見ることで平静を取り戻します

 むしろ「えぇ…そんなのオーバーキルじゃん…」と敵方がかわいそうに見えるほどの強さで圧倒するジョンウィックです

 

スーツ姿で銃撃戦を繰り広げるジョンウィックがこれまた男の子センサーに引っかかるのですよ、えぇ

マトリックスの時も感じたスーツ姿の外人が闘うシーンはいつ見てもカッコよさの塊だと思います

 

ゲームとかで"主人公強い無双ゲーム"みたいなものが好きな方は好みの映画かなと思います

終盤はじょじょに傷ついていくジョンウィックが愁いを帯びており見とれてしまうこと間違いなし!

 

 

劇中で出てくるコンチネンタルホテルと呼ばれる殺し屋が宿泊するホテルも、殺しというピリピリした雰囲気の全体の中でかなり秩序のある不思議な空間となっており素敵ですね(語彙力)

 

どうやらこのホテルを題材としたドラマがやるとかやらないとか…

 

 

ストーリーがよく分からなくてもアクションや演出を見るだけで脳みそが「うぉぉ…かっこいいぜぇ…」と感じると思うので無条件にカッコいいものが見たいときにオススメです

 

割と最近この映画の続編がやっていたので(僕はまだ見てませんが…)ぜひご覧ください

 

ジョン・ウィック』の評価は…
ストーリー性★★★☆☆
 見やすさ      ★★★☆☆
   満足度        ★★★★☆
 殺し屋度      ★★★★★
 
気分的に映画とか観たいなってならない時期なので薄っぺらい記事が公開されるか、更新頻度が落ちるかもしれませんがすみません
 
それでは!

Eの思惑/ 地獄の死者『劇場版仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ』

こんにちは!はちみつです

 

モンハンワールド楽しいですね!

テスト勉強もせずにモンハンばかりやってしまって困っています(白目)

 

今回は仮面ライダーの映画を紹介するためあまり興味がないよって方もいるとは思いますが、よろしければお付き合いください

 

 仮面ライダーと戦隊両方の予告編があったので載せておきますね

〜あらすじ〜

風都タワー完成30周年の夏、「A」から「Z」までの26個の次世代ガイアメモリT2ガイアメモリを輸送する財団Xのヘリコプターが、世界各地でその名を馳せる不死身の傭兵集団NEVER(ネバー)による強襲の末に自爆し、風都全土にT2メモリが飛散して市民が次々とドーパントに変身していく事件が発生する。

事態の収拾に動こうとするWとアクセルは、国際特務調査機関から訪れたというマリア・S・クランベリーから顛末を聞く。そんなマリアにフィリップは、彼女はシュラウドで自分の母親かもしれないと思い込む。そして、風都にはT2ガイアメモリを得たNEVERが侵攻を開始し、Wとアクセルの前にはNEVERを率いる大道克己が仮面ライダーエターナルに変身して立ち塞がる。エターナルは、Wのファングジョーカーやサイクロンジョーカーエクストリームを平然と圧倒したうえ、マキシマムドライブを発動させて旧世代のガイアメモリの機能を停止させてしまう。

変身できなくなったWとアクセルは、風都を守り抜けるのだろうか。今、占拠された風都タワーにて、NEVERを相手にしたW最大の決戦が始まる。

(引用/wikipedia)

 

 

この映画は菅田将暉主演の仮面ライダーの夏映画になります

 

仮面ライダーは戦隊と同時上映という形で夏頃に1時間ずつの映画を公開します

 

そう言ったいわゆる"夏映画"の中でも僕の中で最高傑作なのがこの『AtoZ』なのです

 

 

なぜ最高傑作と思うのかその理由を述べますね

・敵仮面ライダーがとてもカッコいい

・短い映画の中で綺麗にまとまっている

・味方の心情の魅せ方やアクションのクオリティの高さ

・後日談との関連性の綺麗さ

 

この4点あれば説明できるかな…?

 

まず「・敵仮面ライダーがとてもカッコいい」についてですが、これは僕の美的センスに関わってくるかもなのであまり参考にはならないかもしれません…

 

仮面ライダーWではUSBメモリのような形をした「ガイアメモリ」と呼ばれる機械で仮面ライダーや怪人に変身します

そのガイアメモリの最新型であるT2ガイアメモリのEを除くAからZの合計25本が敵集団により街にばら撒かれてしまいます

 

敵のリーダー大道克己はEのメモリ「ETERNAL」を使い仮面ライダーエターナルに変身します

パールホワイトを基調としたボディカラーに黒いマントと悪役らしい見た目…僕の知っているライダーの中では1番カッコいいと言っても過言ではないと思います

 

仮面ライダーエターナルは最新型以外の旧型のガイアメモリの機能を停止させる能力を持ち、主人公達を変身不能にさせます

仮面ライダーエターナルは全てのT2ガイアメモリを使うことで自身を強化することが出来るため街にばらまかれたガイアメモリを集め、目的達成のために活動します

 

街にばらまかれたガイアメモリ24本がNEVERの手中に入った中、残りの1本が反撃の鍵になると考えた翔太郎たちは最後の1本を探す

その最後の1本とは…!

 

 本来は人工的に作られたWのメモリには能力の対応するドーパントはいないのですが、敵幹部がWと同じメモリを使ってドーパントに変身するという粋な設定までありますぞい

 

 

・短い映画の中で綺麗にまとまっている

やはり1時間の中で辻褄を合わせてストーリーを重厚なものにするのは限界があるようで、夏映画はストーリーにだいたい無理やりな部分があるのですが、この映画は無理やりな部分を極力減らしてあり違和感が少ないのでとても見やすい映画になっています

そして「・後日談との関連性の綺麗さ」にも通じるものがあるのですが、この映画の中で街のシンボルである風都タワーが破壊されてしまいます

この破壊された風都タワーが本編で過去と未来の移り変わりを視覚的に判別させるオブジェとなっているのです

 

 ストーリーが世界を舞台にするとかではなく、ひとつの都市で起こった事件という比較的規模の小さなスケールだったため1時間でかなり綺麗に収まったのかなと思います

 

 

そして「・味方の心情の魅せ方やアクションのクオリティの高さ」についてですが、この映画ではフィリップの母親と思しき人物が仮面ライダー達をサポートします

家族の温かさを知らない孤独な境遇のフィリップは相棒の左翔太郎とその人物との間で揺れ動くことになります

 

敵のリーダーである大道克己も全く良心のない完璧な悪役である為にこちらとしても勧善懲悪として見やすいもグッドです

 

仮面ライダードーパントのビジュアルがとてもカッコいい上にワイヤーやバイクによるアクションまで用意されているため重い雰囲気のストーリーとは反対に戦闘シーンはかなり派手

になっています

 

ただワイヤーアクションについては「ワイヤー使ってますよ!」って感じがヒシヒシと伝わってくる動きなため苦手な人は苦手かな…

 

 反撃の鍵となる最後の1本をめぐるシーンも「うわなにその神展開」と鳥肌ビンビンでした

 

 

「・後日談との関連性の高さ」

これは上にも書いた通り、映画自体と言うよりは仮面ライダーWの完成度の高さに繋がっているような気もします

さらに仮面ライダーWには特別編として「仮面ライダーエターナル」という作品が存在します

 

街を地獄に変えようとした大道克己の以前の姿が描かれる作品となっており、ここまで完璧な悪役であった大道克己の違った一面を垣間見ることでより仮面ライダーエターナルが好きになります

設定では「仮面ライダー」という単語が「街の希望」という意味を含むのに対してエターナルが仮面ライダーを名乗ることに憤りを感じる翔太郎でしたが、作品「仮面ライダーエターナル」ではなぜ仮面ライダーエターナルなのか、というエピソードにより翔太郎も考え直すところが出てくるようです

 

仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ』の評価は…
ストーリー性  ★★★★☆
   見やすさ      ★★☆☆☆
     満足度        ★★★★☆
カッコよさ度  ★★★★★
 

仮面ライダーの映画を紹介してもあまり需要ないかなと思うのですが、自己満足的にこの映画の良さを紹介したかったのです!本当にここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました!

 

それでは